おむつ交換

おむつ交換
姑が退院するとき、看護婦さんに頼んでおむつの交換方法を見せてもらいました。
使い捨てのビニール手袋をつけた手を使って直接汚れたお尻を洗う方法はそのときはじめて知りました。

まず便を出来るだけふき取りますが、ふきとりに家庭では「トイレに流せるお尻ふき」のような名前で市販されているものを使い、尿パットごと便とお尻ふきをトイレに持っていって流してしまいます。

当然尿パットに便が柔らかければやわらかいほど多量に付着していますが、これをきれいにする方法はないのであきらめてビニール袋に入れて力をかけて空気を抜き、できるだけ小さくして可燃ごみとして出します。
おむつ交換
シャワーボトル(市販されているようですが、プラスチックのボトルでOK)に温水をいれて、右手にはめたゴム手袋をスポンジ代わりに丁寧に洗います。

陰部に入り込んでいる便などを丁寧に洗い出します。(必要ならムースせっけんなどを使います)

水分をふきとってから、横向きになってもらい、やはりシャワーボトルから温水を流しながらお尻をきれいにします。同じように水分をぬぐいます。

汚れたおむつを折りたたみ、体の下に押し込みます。新しいおむつのセットを押し込みます。
体を反対側に傾けて汚れたおむつを引き抜き新しいおむつのセットを引き出します。
仰向けになりおむつを足の付け根側はしっかりと上側は指1本入るくらいゆったりと止めます。



同じカテゴリー(姑の介護)の記事
お年玉はいつまで?
お年玉はいつまで?(2007-01-02 01:26)

排泄介護
排泄介護(2006-12-18 23:46)

膀胱留置カテーテル
膀胱留置カテーテル(2006-12-14 00:48)


2006年12月01日at 03:29 │Posted by クリスマスローズ │Comments(3)姑の介護
この記事へのコメント
クリスマスローズさんの文章は
とっても分りやすく頭に入っていきますね^^

父が最後の24日間入院してた時に
このシャワーボトルつかいました

市販のおしりふきではかぶれてしまうということでした
下痢が1日に何回もでひどかったのでひどいおむつかぶれになってしまい
皮がむけてかわいそうでした

そのとき専門のかたが見に来てくださり
白い粉と軟膏をぬりましたらすぐにきれいになったおぼえがありますが

そのときのやり方で看護婦さんによって少しづつ皆違うので
お一人の看護士さんが父の介助の仕方のイラストを書いて壁に
貼ってくれました

それから統一して同じ介助が受けられるようになりました
Posted by いまここに at 2006年12月01日 13:08
姑は現在は排便の感覚はあるのですが、入院中は分からなくなってしまい、看護士さんが「こんなになってしまってごめんなさいね。」と言うほどお尻がひどい状態でした。

退院後、処方されたお薬を塗ってもなかなか良くならないのに本人はちっとも痛くないようで不思議でした。

下痢はほんの3-4回くらいでも皮膚が赤くただれてしまいます。
そんなに良く効く白い粉と軟膏を処方していただいてお父様よかったですね。

いまここにさんのブログをあちこち飛び回って読ませていただいてます。
Posted by クリスマスローズ at 2006年12月02日 00:49
最近耳にした話では、オムツのいらない超便利グッズがあるとか・・・。従来の採尿器とは違い、便も吸引し、しかも洗浄乾燥までしてくれるとか。私も過去
介護経験が有りますので、あの時にそんな優れものがあったらな~と思いました。皆さんは、ご存知でしたか?
Posted by スーパーヘルパー at 2007年05月17日 14:45
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。