12日間のショートステイ

12日間のショートステイ母達がショートステイから戻りました。今日はものすごい雨で姑を濡らさずにと、頑張ったけれど、やっぱり濡れてしまいました。
夕食のあと、3人で椿と、山茶花を活けました。

12日間のショートステイは9月のことです。

9月にドイツで学会があるけど、君も一緒に行く?と主人から誘われました。実は前の年にもイタリアでの学会に誘ってくれたのですが、姑の体調に自信がなくて、あきらめました。

時間ができてから旅行しようと思っても、先のことは分からないから、出来るときに思い切って一緒に行こうよと主人が言ってくれたのです。ほんとにそうです。

まず、9月に10日間のショートステイを目標として、半年かけてすこしづつショートの日数を増やしていきました。
デイやショートの職員の方に、9月にドイツに旅行しますと宣伝しておいたので、「ドイツにいらっしゃるのって今月?来月?」と聞かれるほどになり、姑や母には、既成事実となりました。

実際の旅行日数は7泊8日でしたが、旅行の準備をする暇もないかもしれない、帰ってからいろいろ忙しいかもしれないと思って10日をショートステイの期間と決めました。

これは最終的にショートステイ側で、姑の車椅子を運ぶには、日曜日は駄目とのことで、さらに2日増えることになりました。

12日間というのは、すばらしい期間でした。母達がショートに行ってしまってから、旅行の準備をすればいい、旅行に必要な品物を買いに行く時間さえ、たっぷりありました。、帰ってから、後片付けや洗濯、宅急便でお土産の発送まで出来ました。

だだ、あくまで姑の体調が良かったから言えることですが。(母のことは心配しませんでした。とても元気で、禁煙も成功していましたので。)

ショートの職員の方が、緊急連絡の方法を聞いてきたので、いろいろ考えて海外携帯電話レンタルを選びました。
使用する国を特定すると割安になり、何ヶ国かにまたがって使用できる海外携帯電話レンタルもあります。こちらを参考にして下さい。
私が利用したときは、1週間のパック料金になっていて、通話料金2000円込みで、レンタル料金5000円くらいだったと思います。
2000円を超過する通話料金は、あとで請求されますが、かなり電話をかけたのに超過料金は1700円くらい。

携帯電話のセットは出発前日か、希望すれば2日前に届いて、携帯の番号はそのときに分かります。
日本から携帯電話に電話する方法も、それぞれの電話会社別にマニュアルに書いてあるので、自分の携帯電話番号まで入れて連絡しておけばとても安心です。

姑のショートに2回電話しました。
フランクフルトの駅でかけたのですが、「今、トイレにおるんよ。家にかえりとうなってな。」と姑が話し、代わってもらったショートの職員の方が笑いながら、「とてもお元気で心配要りませんよ。」と言ってくれました。

そのとき感じた幸福感は今でもよく覚えています。

また、機会があれば、ショートステイと海外携帯電話レンタルの助けをかりて、素晴らしい時間を主人と一緒に過ごしたいと思います。


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2006年12月27日at 01:09 │Posted by クリスマスローズ │Comments(4)介護サービス
この記事へのコメント
ドイツの詳細ありがとうございました。介護をしていても海外に行けるという実例は励みになります。もちろん、本人の体調、こちらの前準備があってのことですが。

母は、MRIを撮りました。そこで脳の萎縮があるということでした。とてもショックでした。まだそのショックを引きずっていますが、こうやってクリスマスローズさんや他の介護されている方々のblogを読んでいると自分一人じゃないんだと気持ちが楽になります。
Posted by Merrybell at 2006年12月27日 15:12
クリスマスローズさん
今晩は~。お久しぶりです

今はインターネットやケータイも出来るようになったし
いろいろな選択肢がひろがり

自分側に準備が出来ていればお人の力を借りながら
大体の事が出来るのではないかしら?と、気がおおきくなりますよね^^

ここアメリカに住んでいると
ハンディキャップの方たちの行動にも
あまり制限がないのに驚かされます

クリスマスローズさんにもどんどん外に出て行ってほしいです
Posted by いまここに at 2006年12月27日 16:49
Merrybell さん、
来年の春だと、すこし期間が短めですが、
ご両親の体調が良ければ大丈夫ですよ。
質の高いショートに相談してみては?

私も母の脳の萎縮という現実にとてもショックでした。
最近はアリセプト以外にも、トラミプロセートの臨床試験が
行われているという報道がありました。

はやく、はやく開発してほしいです。
母は記憶だけどんどん無くなっていくけれど、
体はとても元気なんですから。
Posted by クリスマスローズ at 2006年12月27日 19:12
いまここにさーん、

どこから声をかけていただいたのでしょうか。
クリスマスをご家族で楽しんだ後で、SOUTH DAKOTAに
戻られたのでしょうか。

また、おしゃべりしたいです。

ハンディキャップのある方にとっては、アメリカはとても
住みやすいでしょうね。

元気なハンディキャップの方たちの行動、
いまここにさんのブログで拝見して
元気をもらっています。
Posted by クリスマスローズ at 2006年12月27日 19:39
 
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