5mg28日分処方していただき、母が半分飲んだところで、主人からクレームが出てアリセプトは中止しました。
「この家はあたしが買ったんだからね。お前なんか出て行け!」とテーブルをどんどん叩きながら、主人を睨み付けるので、みんなでびっくりして怖くなりました。
アリセプトを飲み始めたこと、1週間くらいして高圧的な態度が目立つことなど主人に話すと、「前もそんなことがあったのだったら、絶対その薬のせいなのだから、すぐに止めなさい。」
私が勝手にH先生に頼んでもらったアリセプトが原因に違いありませんでした。
「アリセプトは止めましょう。詳しい統計があるわけではないですからね。
良くない人もそれはいますよ。」
脳のMRIや脳内血流シンチの検査をしなくてもいいのかお聞きしたとkろ、脳の萎縮が起こっているのは間違いない。急激に進んでいるようなときは、検査しますが、今回は特に必要があるわけではないとのこと。
アリセプトも駄目だし、検査の必要もないのなら、なにもすることはありませんねとお聞きしたら、
先のことを考えておいたほうがいいですよと先生のおばぁちゃまの事を」例にお話して下さいました。
今は家で介護できると、ずーと頑張っていても、どうしても駄目なときがやってきます。
そのときになって、もう駄目だと言っても、引き受けてくれる施設は1年待たないとないかもしれませんよ。
すこしづつ、見学に行くなり、いろいろな人に紹介してもらうなりしたほうがいいですよ。
受け入れてくれる順番がきて、まだ大丈夫なら、キャンセルしたらいいのです。
施設もいろいろありますから、見ておいて損はないですよ。
そして、あなたが施設にお母さんをお見舞いに通ったらいいのです。夜は良く寝て
時間があるとき一緒にいたらいいのです。
今はデイサービスやショートステイに行ってくれているし、特に激しい問題行動などはないので、私がもう限界だと感じてはいません。
でも、これから先どんなことが起こるのか誰もわかりません。
どんな方法があるのかがわからなければ、確かに母に一番良い方法を提示してあげることが出来ません。
先生のおばぁちゃまは90歳で、先生の顔をみても誰だかわからないそうです。
私は母や姑ののことを良く考えてあげなければと思いました。
母たちだけでなく、私や主人のことも。
母と姑に一番良い方法を考えるのが私の役目だと思いながら、病院をあとにしました。